第31回日本臨床精神神経薬理学会にて、当院の大林芳明医師が学会賞である、2020年ポール・ヤンセン賞を受賞しました。
また2021年1月9日から10日に開催された日本臨床精神神経薬理学会総会で行われた授賞式にオンラインにて出席し，受賞講演を行いました。

この賞は臨床精神神経薬理学の研究論文を対象に推薦の上、国内で年間2論文の著者が選考委員の投票により選ばれる賞です。ポールヤンセン賞は研究奨励を通し、精神障害の病因の解明、向精神薬の適正な使用、それによる精神障害者のQOL向上への寄与を目的としています。

受賞論文
Switching strategies for antipsychotic monotherapy in schizophrenia: a multicenter cohort study of aripiprazole
Psychopharmacology volume 237, pages167–175 (2020)

12月1日、創立69周年を迎え、理事長より記念の挨拶があり、昭和27年の創業以来、長きにわたり事業を継続することが出来たのは、これまでの多くの先輩や現役職員の奮闘努力のおかげであると感謝の言葉をいただきました。
また、オミクロン株の発生について、動向に注意が必要であるが、コロナ感染症の終息に向けて先が見えてきたことは間違いないため、自粛生活をもうひと頑張りすること。そして、職員全員が良い健康状態で職務に精を出して欲しいという大切なお話でした。
本年は、19名の永年勤続表彰があり受賞者を代表し、勤続20年の大村美弥子さんが謝辞を述べ式典を締めくくりました。